音楽と読書は辛い毎日の慰め。去年はフレディ・マーキュリーとモンセラ・カバリエの「バルセロナ」、多くの人はバルセロナ五輪で二人の歌う姿を夢に見たであろうが、その前年フレディ・マーキュリー死す。しかし♪は残り、毎日聴く。今はピアノの森のショパン、リスト、モーツアルトを聴く。このような比較は演奏者に失礼はなのは重々処置の上で、最近ショパンやリストのアクロバッティックな演奏がYouTubeで見かけるが黒鍵と白鍵を相手に格闘している演奏とは雲泥の差。(2020年皐月)
人生最後の日々、どの曲を聴くのだろう。
明日のことは思い煩うな、今日を生きよう。
がん検診からがん診断までの顛末は他に譲り、5月7日のがん診断、6月21日開始の抗がん剤治療について綴る。
がんを完治とかがんからの生還なんてことは全く頭に無い。
がんと診断を受けた以上私に寄宿するがん細胞と生きていく、がんが私より強くなれば寄宿種の身体は滅ぶ。しかしそれではがんも共に滅びる。お互い共栄共存し、私の身体的痛みを付く無くしてくれることを願うだけだ。乳がんは20年とのつきあいという意見もあった。
多くの著名人が民間療法、代替療法に走って、悪化させ残念な結果になった事例は数知れない。
私の知人も代替療法で辛い日々を送り最期はホスピス病棟で悼み~開放され旅たっだ。今でも代替療法を指導した先生と言われる人に怒り心頭、ザクロのように避けた患部を綺麗にすれば、後それを何回すれば治ると言ったそうだ。しかし彼女を前にして代替療法を止めてとは言えなかった小心者の私です。
抗がん剤治療は通院が基本だが、副作用による高熱や脱水症状が悪化すると入院になる。そんな状況で入院の準備など無理なので、事前に準備をする。
抗がん剤治療は準備をしてもしてもし尽くせないが、充分な準備が抗がん剤治療を支える。
私はがん家系なので、若い頃から常に意識してがん情報を集めてきた。
インターネットで情報を収集するのが今流で、診断されるとザッピングする。しかしこれらを私は薦めないし、実際診断後インターネット検索はしていない。重要な情報は紙ベースが良い。なぜなら新聞の記事はレイアウトが独特で記憶残ります。
ここに挙げた雑誌は10年以上前、しかし今でも充分な情報で「薬物がん治療・抗がん剤治療のすべて」は良く理解出来る。