第1期、第2期を経て第3期抗がん剤治療が始まる。
予定通りと言えば予定通りで、抗がん剤点滴翌日、感染、炎症予防の皮下注射に通院。
今期の抗がん剤治療の副作用最大の特徴は①喉の痛み②口内炎の痛みと不味さ③唾液が不味い
唾液に味があったかな、唾液が苦い、えぐみがあって不味い。胃の調子が悪い時胃酸が逆流して口の中に拡がるの唾液では無いと思う。今回は口内炎も塩味を強く感じて、兎も角全てが不味い日々。
今日が最終日。明日また新たな抗がん剤治療が始まる。
口内炎に漢方の半夏瀉心湯を処方するが、抗がん剤治療者には良いのだろうか。
歯科検診、歯周ポケット3は5点以内だったのが、今回は10点以上ある。これも抗がん剤の副作用による歯茎の腫れ?
ポテトサラダが食べたくてデパ地下で購入したが、自分で作った方が美味しい、でも作る元気がない。
目はあちこち食べたいものばかりだが実際口にすると皆味覚は苦い、渋い、えぐみのオンパレード。
読売新聞医療ルネッサンスでも宮本亜門氏の前立腺癌特集。
要再検査と言われながら先延ばしにしたのは、前立腺がんについての情報と理解がなかったのだろう。
事前に詳しい情報があれば放置はしなかっただろう、事前の情報収集の重要さを痛感する。
術後の宮本氏の動きには目を見張るものがある。抗がん剤治療の副作用でヘロヘロの私にはとても真似できない。
3クール目の抗がん剤治療では14時ぐらいになると睡魔が襲ってきてはっと気がつくと20時過ぎまで爆睡している。
「真相報道バンキシャ」で宮本亜門の前立腺癌を取り上げていた。福澤朗MCは事実を淡々と深掘り紹介しているが、傍らの夏目三久MCは悲愴な顔で「なんと悲劇的な状態になってしまったのでしょう」と哀れみと自分は半分こちら側、あなたはあちら側と、がん診断の結果を伝えたときの多くの人の反応と似通っている。大変ですねと言う口元には、可愛そうと哀れがる、上から目線が有り有りとしている。質問の内容も全く報道の前線にいる人ではない。
2週間目の後半は各期毎に異なるが兎も角しんどい。しかし14日を過ぎ3週目に入ると身体のしんどさが一転する。全く怠さが無くなる訳では無い。しかし全体としては体力の低下は否めない。特に膝裏の痛みが顕著。筋肉痛と言うより神経内科的痛み。
昨日からの怠さが9時半を過ぎた頃から抜け始め、集中力が復活したので、倉庫の片付けをする。
口内炎、味覚障害の山が続く。
際だった美味しい味が副作用では、ひたすらシミル(凍・滲)のである。
何とかまろやかに感じた物
体調不良継続
最寄り駅から帰宅途中、まだ着かない、まだ着かないと呪文のように唱えている。いつもなら10分はかからないのが20分はかかる。
怠さが一段と増す。
近隣でごみの日に故人が生前愛用品が剥き出しにされて山と積まれているのを見る度に切なくなる。
認知症の方のお宅からは可愛らしいフランス人形が数十体、廃棄業者のトラックに投げ込まれていた。
母は、買ったときはお金を支払ったのにと捨てる前に捨てるようなものは購入するなと常々言っていた。
物には魂が宿ると考える私は、どなたかが使ってくだされば、物が生かされると思う。
活動を絞っていく中で今後使用することがないものを、社会福祉協議会に寄付することになり、担当者がお見えになる。
以下発表より
2019年度「がん患者団体サポート」活動助成金の募集を開始しました(8月25日必着)
掲載日:2019年7月18日 11時08分
がん患者やその家族の支援を目的とした活動への助成を行います
日本対がん協会では、がん患者やその家族の支援を目的とした活動への助成を行います。
患者に寄り添い、家族の不安を和らげるためには患者団体などのサポートが欠かせません。
その活動費用を助成するため「がん患者団体サポート」を立ち上げました。新規事業、継続事業を問いません。みなさまからのご応募をお待ちしております。
【助成の趣旨】
がん患者やその家族の支援を目的とした活動を実現するための事業費用とする。将来的に継続的かつ自立した活動につなげる。
【助成対象】
①がん患者やその家族の支援を目的とした活動をしている、またはこれから活動をする団体
②日本対がん協会が運営するサバイバーネットへの登録とグループ作成が必須となります。
大変素晴らしい取り組みだと思いますが1点大変気になります。
グループを作って一緒に活動する、この趣旨はがん・サバイバークラブ、リレーフォーライフにも一貫しています。しかし全てにグループ活動を貸す意味があるのでしょうか。常々疑問を感じています。
互いに協力し合うことと、グループになることは異なると私は考えます。一歩間違えるとお互いの傷口を嘗め合い、一人に引きずられて、医療者でも無い方がそれぞれの治療に善し悪しを判定する現実を見てきました。お互い他者の力が必要とする人は求め、ご自身で考えたい人はご自身で必要なとき必要なものを求めるというのを許さない様に感じる。
この暑いのにマスクで防備は何とも異様だし、緊急入院やら諸々への対応に対して信頼を得るためには、必要な方達への開示が必要なので、先月お知らせした、そのリアクションは想像する範囲ではあったが一人の反応には、言葉がなかったというかキットこの方にとってがんは全く自分とは無縁なんだろう。それは「末期なんですかという問い」には.私もビックらだ。
毎年蚊取り線香を絶やすことが出来ない夏の日々だが、今年はどうゆう訳か一度も蚊に刺されていない。もしかして蚊は私を刺すと自分もイチコロと危機を察しているのだろうか。そうだとしたら、抗がん剤の威力は凄い。
左耳科線、喉が痛い。水も辛いので、アイスでしのぐ。吐き気止め服用で少し改善。
半年から1年前の検査では問題がなかったが、今回乳がんの診断と手術の公表。
この公表で抗がん剤治療に異議を唱える人は勢いづいてコメントを述べるだろうが、それに一喜一憂してはいけない。高齢者や末期の方には抗がん剤治療に耐えうる体力気力を考えると選択はしない。しかし初期で体力も有り、治療に耐えうる人は選択肢になる。自分と他人を同一視して判断をするのは止めよう。
長尾和宏氏が「抗がん剤10の「やめどき」」でぎりぎりまで抗がん剤治療を続けることがあると警鐘を鳴らしているが、しかし彼が診療している患者の多くは高齢者や在宅看取りの末期で有り、これらの方々には抗がん剤治療の継続は無意味だと私も父と母を看取って率直に思う。
上皇后の公表で中村清吾氏が転移はないとコメント(NHK)しているが、乳がんの本質をこの機会にきちんと述べていられたならそれを取り上げて頂きたかった。乳がんは転移するがんと信頼のおける医療者は必ず述べている。乳がんの転移で真っ青になるというのは乳がんの基本を理解していないのではないか。
宮内庁も転移はないというコメントだが、現状の有無をノー天気に述べているようにしか見えない。
上皇后の乳がん公表は日本の女性にとって分岐点として、がんの学びと積極的検診に繋がることを願う。
これを機会に女性達が乳がんについて学んでくれることを切に願う。
皇族は侍医が常に検査の時期を考えているが、誰もが上皇后のように侍医がいる訳ではない。恵まれた医療環境は自分で作っていくことを頭の片隅において欲しい。信頼できる医療機関や医師、しかし依存しては元も子もないのです。
自分の身は自分で守る。
体温36.8℃、37.0℃ 左側の上顎から咽頭かけて痛む。水を始め食物呑み込みが痛い。嘔吐止めを服用すると、喉の通りが良くなる。この薬と症状の関係が今ひとつ理解出来ない。
長崎原爆投下で長崎のカトリック信者は自らの罪が招いたと、自責の念にあった。昨年法王フランシスコが弟を背負い火葬を待つ少年の写真に戦争の責任は無辜の市民にはないと発信。いつも泣くのは弱い人。
毎月開催する歌の会は、毎年この季節は施設と地域で追悼音楽会。
施設の多くの高齢者はどの曲も自然に歌われる。
浮腫解消、原因は何だったのでしょうか。①抗がん剤副作用 ②気温 ③複合
ただ、足の神経性筋力は回復していない。
37℃代(カロナール服用)、アズノールうがい薬でうがい後、喉の痛み(デキサルチン口腔用軟膏塗布)
レーズン、杏、イチジクの実が詰まったパン。これ美味しい1個はぺろりですが、抗がん剤の影響で1個とは行かなかったが、少々苦みはあったが美味しくてペコ負けた。
カレーやハヤシライスなどはその特徴の味に苦みが加わり、美味しいと感じなくなっている。
ミネストローネスープ、お稲荷さん、にぎり寿司も美味しいと感じた。
立秋までの我慢とはいえ、この暑さに身体が固まってしまう。
7月24日朝日新聞大村美香記者が特定保健用食品(トクホ)について公益財団法人「日本健康・栄養食品協会」は23日広告の業界ルールを定めると発表した。
サプリメントや健康食品は禁忌と医師から言われているが、特保が今ひとつ判らない。
特保の業界ルールに抗がん剤治療者にとって判りやすい説明が欲しい。
浮腫は血行、血流障害を取り除くため、軽い動きで身体の強ばりを解す。
怠さは変わらない上、膝から下もむくみ始め、身体中が痒い。このかゆさは副作用なのか、アレルギーなのか正体不明。
昨日講師にフェルデンクライスレッスンにむくみについてオーダーする。怠い。足の甲の部分がむくみ始めている。この暑さで散歩は危険なので、グーパーの動きをする。
浮腫をとると言うより、身体の強ばりを緩める-足首、鼠径部、膝等
抗がん剤副作用まとめ
お気に入りのイタリアンのパスタも砂を噛むようだ。
猫まんまに回帰、白いご飯に鰹節、味噌、梅干しが一番だったが、今回梅干しを全く受け付けない。
炊飯は炊きあがる時間を考慮して、その間はそこから離れる、蒸らしが終わった頃だと臭いも気にならない。1回分ずつ冷凍にする。
お稲荷さんにはまっている、デパ地下の催し物で各地のお稲荷さんが週替わりで見かけるのる。食費は跳ね上がるばかりですね。
お寿司も食指は動きますが、この季節食中毒が怖いので秋まで待ちます。
外部接触のない人 ネットと薄手の綿製の帽子
外部接触(働く等)のある人 ネットと薄手の綿製の帽子にウィッグ又は帽子
横浜高島屋のアデランスの販売員は「慣れるしかない」とのたもう。ここのスタッフはがん患者への理解が低く、遠巻きにしてみていることが多い。