日本は血縁社会です。制度上も意識の上でも血縁重視です。孤族、孤立死、孤独死は家族のいる人達の上から目線で哀れみから発する言葉です。
一人一人が人格をもって尊重される社会にはほど遠い中、おひとりさまは独立した人格を持っていないと、ご自身の人生が他人に決定されます(多くは行政)。この支援はおひとりさまにとって将来にわたって必要とされる重要な支援です。それは私自身が生涯未婚、子供無しだから痛いほど身にしみて判ります。
死んだ後のことをと考えたことはありませんか。
母が亡くなった翌日の朝、入浴中にふと思いました。もしこのまま風呂で死んだら何日も発見してもらえないまま朽ち果てるのかと。それは迷惑をかけるからイヤだなとも。
無縁社会が2,010年流行語大賞に、その後孤独死、孤立死が話題になってます。しかしこれは血縁社会に座位する人からおひとりさまを見下した言葉に響きます。
だから多くのおひとりさまは孤独死孤立死したくないと言います。
おひとりさまは急に体調を崩した時、救急車を呼んだり、身の回りの世話をしてくれる人がいません、その時はその時でどうにかなるさと思うか、自分が困らないために準備をするか、あなたはどちらを選びますか。
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最大の目標
安心して死んでいける環境に我が身を置きたいと願う。
おひとりさまだけが入れる終の棲家を作るのが最大の目標。
誰もが癌になる時代、入院加療していざ退院となったとき、暑い夏は蒸し風呂のような、真冬は冷え切った自宅に帰って、予後の静養をするのはしんどい。
医療機関は長期入院を認めないから大変です。
おひとりさまが安心して暮らせる終の棲家として、普段は自宅で暮らしているが、何かあったときの緊急退避所としての役割も持たせ、最悪終末期も過ごせる住処が待ち望まれている。
20代の頃、周囲の多くの人が癌で病院で死ぬことが辛かった。それからしばらくしてホスピスの存在を知る。
病院とは異なる、困ったときはいつでも受け入れてくれるそんな場所、おひとりさまの終の棲家のパラダイスとして悠縁の杜を実現する。
荼毘葬:花、香り、灯り(宗教に関係なく死者を送る作法です)で故人を偲び火葬します。こちらのイラストは無宗教で柩の前に花とローソク、お香を焚いた実際の葬儀です。
埋葬法:墓地への埋葬、散骨、樹木葬、ロッカー式等
おひとりさまが生を受けて旅立った人生には袖振り合うも多生の縁を結ばれた方もいるでしょう。当団体では弔う心でお遺くりさせていただいてます。詳しいことはこちら